結婚前に話しておくべきことベスト5! 後悔しない婚活・結婚のために

結婚とは、人生をともに歩むパートナーを決めること。

お互いが大切にしていることや譲れないことを事前にしっかり話し合っておく必要があります。

結婚相談所の婚活では、交際中に少しずつお相手と結婚後の生活などについて話をするように伝えていますが、ここでは、結婚前に必ず話し合っておくべきことについて紹介します。

結婚後に、「思っていた結婚生活とは違う」「これではやっていけない……」とならないよう、パートナーと意識のすり合わせておくことが大切です。

結婚前に話し合うべきこと

◆お金に関すること

お金(預金・借金含む)は、揉め事の原因になることも多いため、結婚前にしっかりと話し合っておくべき重要度が高いテーマです。

信頼関係を築く上でも、お互いの収入、預金が、財産がどの程度の金額なのかを共有し、金銭状況を共有するケースが多いかと思います。

ただ、現在は結婚しても夫婦ともに働くことが多いため、互い別々の会計(家計)のままの場合もあります。どちらにしても、結婚後どのように生活費を捻出し、どの程度預金をしていきたのかなど、具体的な計画を立てることが必要となります。そのために、しっかりと時間をとって話し合いましょう。

また、交際中にお互いの金銭感覚にずれがあると感じた場合なども、一度話し合ってみることをおすすめします。きちんと話すことで、相手が何を大切にしているのかの理解につながることもありますので、「こんなことは聞かない方がいいかな」とは思わず、じっくり対話したほうがいいでしょう。

さらに、奨学金やローンの存在は、家計に大きく影響します。これらも共有しておいた方がいいでしょう。

【具体的な確認事項】
・家計管理の方法(お互いの収入をどう管理するか)
・借金の有無(奨学金・ローン含む)
・生活の何にお金をかけたいか
・今後の預金計画

 

◆お互いの家族について

両親や兄妹、親戚付き合いなどについても、どのようしたいのか(してほしいのか)を話す機会は必要です。

家族との接し方は、結婚後に2人の間で大きな問題に発展することも多いのが現実です。自分は「当たり前」だと思っていたことが、実は別の家族間ではそうではない……ということも頻繁に起こります。

家族内のルールなどは外から見えないため、いざ新しい家族を持とうとすると、その違いにとても驚いてしまうこともあります。

「自分の家族の常識が一般的なわけではない」ということをしっかり念頭に置き、お互いできるだけストレスが少ない方法を話し合っておくと良いでしょう。

また、親と意見が異なったときにどこまで取り入れるのか、なども意外と重要になります。この辺りも含めて、しっかりと話し合いをしておくと、結婚後の生活にも安心感がありますね。

【具体的な確認事項】
・実家に2人で帰省するか、自分だけで帰省するか(パートナーの実家に帰省したいか)
・年に何回程帰省したいか
・日常生活で、どの程度実家と付き合うか
・親と自分たちの意見が異なったとき、どこまで取り入れるか

 

◆仕事・キャリアについて

日常生活の多くの時間を占めるのが仕事。結婚前にお互いの仕事観を知っておくことは非常に大切です。

現在の仕事の状況に加え、今後どのようなキャリアプランを考えているのかなど、将来のことも含めて話し合う時間をとりましょう。

女性は結婚後も仕事を続けたいかどうか(反対に仕事を辞めても経済的に問題ないかどうか)、子どもを考えている場合は、出産後はどうするのかなど、仕事は家庭の在り方への影響も大きいですから、まずはお互いの希望を聞き合った上で、それが現実的に可能かどうかも含めて、一度お互いの意見をすり合わせておきましょう。

<strong>【具体的な確認事項】</strong>
・仕事の重要度(優先順位)
・転勤の有無
・今後の転職・起業などの可能性(キャリアプラン)
・子どもを希望する場合、出産後どうするか

 

◆ 家事について

日常生活で生じる家事をどのように分担するのか、しっかり話し合っておきましょう。何の意思疎通もはからないまま結婚生活に突入すると、「どちらか一方が担うのは当たり前だと思っていた」「二人で分担するつもりだった」など、お互いが当然としている考えがぶつかり合ってしまい、関係が悪化する可能性が高いです。

まずはそれぞれどう考えているのか、その内容が異なった場合は、どうしたら歩み寄れるのかを考え、対話していきましょう。揉める前に話しあっておくことで、信頼関係を深めることにもつながります。

<strong>【具体的な確認事項】</strong>
・家事をどの程度分担するのか
・得意/苦手な家事について
・外部サービス(家事代行など)を利用することへの抵抗感

 

◆居住地・家について

結婚後どこに住むのか折り合いがつかず、直前でお別れしてしまうこともあるほどの問題に発展するのが居住地です。

住む場所は仕事との関係も大きいので、希望がある場合はしっかりと伝えておきましょう。しかし、自分の希望ばかりを優先しようとするとするのは考えものです。お互いに不満がない場所や居住携帯(マンションか、一戸建てかなど)を選択できるよう、話し合いながら妥協点を見つける姿勢がとても大切になります。

<strong>【具体的な確認事項】</strong>
・居住したい場所(理由なども含めて)
・家の携帯(マンション、戸建など)
・家の購入(購入したいか、賃貸にするか)
・家にかける予算(住宅ローン、家賃など)

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このほかにも、年齢によっては子どもの希望なども話し合う必要があります。子どもが欲しいかどうか、望む場合はどのように育てていきたいのか、育児はどう分担するのかなど共有した方がいいトピックがたくさんありますので、こちらもできる限り話し合っておきましょう。

話し合いの方法について

まず大切なのは、こうした重要なテーマについては、「一度話し合ったから大丈夫」もしくは「話し合ったけど結論が出なかった」などと、1回の話し合いで終わらせないことが大切です。

すぐに納得する答えに辿り着かなかったとしても、対話を重ねることでお互いへの理解や信頼が増し、それまでは思いつかなかった最適解を見つけることができるかもしれません。

また、結婚生活を幸せに維持していく上でも、二人で話し合いをする時間、相手と向き合う姿勢を持つことは非常に重要な要素となります。お互いを尊重し、より良い関係でいるために、ゆっくりじっくり対話を続けていきましょう。

話し合いの注意点としては、感情的になってしまった際は一度時間を空けて、別の日に新たに機会を設けることが挙げられます。二人の精神状態が健全でないと、いくら時間をかけて話し合ってもうまくいきません。どちらかが多忙であったり、余裕のなかったりするときは避けましょう。

 

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