こんにちは。ブライダル・ハッピーフェアリー青山の代表・鈴木まこです。
12月に入り、朝晩はさらに冷え込んできました。相変わらずインフルエンザが猛威を振るっているようですから、手洗いうがいをしっかりとして、年末まで元気に過ごせるようにしたいですね。
さて、今回は婚活での「支払い問題」について解説します。
結婚相談所特有の婚活ルール
結婚相談所での婚活には、いくつかルールがあります。
みなさんがよく知っているものだと
・「(仮)交際」の期間中は複数の方と交際OK
・「真剣交際」に入ったら一人だけとお付き合いする
などがあげられます。
そして、上記より知名度は下がるかもしれませんが、もう一つ。
・お見合いの際にかかるお茶代は男性が支払う
もあります。
ですが、こうしたお金に関するルールに対しては、違和感を持つ方もいるかもしれません。
時代の変化のなかで「男性は女性に対しておごるのが当然」という考えは、誰もが納得できるものではなくなっていますが、今のところ結婚相談所の原則は変わっていません。
お見合いで「奢られる」女性ができることは?
最近は女性会員の方から、「お見合いでお相手の男性にご馳走になるのは心苦しい」という声を聞くことが増えました。
その気持ちはよくわかります。
ですが、男性のなかにも「自分が支払いたい」と考えている方もいますし、何より現状で女性に支払ってもらったり割り勘にしたりすると、男性がルール違反に問われてしまう可能性があるのです。
ですから、私はこんなアドバイスをしています。
「お見合いでのお茶代はありがたくお支払いいただいて、感謝の気持ちを伝えるために、お菓子などのちょっとした『お土産』を持参するのはどうでしょうか。どんな男性でも、こうした気遣いをされて嫌な気分になることはないと思いますよ」
婚活での「割り勘」はあり? なし?
一方で、男性には「できればファーストデートまではご馳走してほしい」とお話ししています。
今のところ、女性にもいろいろな考えの方がいて、「男性に奢ってもらえない自分には価値がないのでは……」と不安に感じてしまうこともあります。
こうした価値観は、交際を深めていくなかで擦り合わせていく必要があると思いますが、まだお互いをよく知らない段階では、「誰かを傷つける可能性が少ない方法」がおすすめです。
もちろん、「女性は奢られて当然」という考え自体は、過去のものになったと言わざるを得ません。
女性も男性と肩を並べて働く時代ですから。
私自身は、女性にも「ファーストデートでご馳走になったら、次のデートのお茶代は自分が出すなど、お相手ばかりがお支払いすることを避ける方法がありますよ」と伝えています。
「誠意を伝える」ことが一番大事
現在は、社会や人々の考え方が大きく変わっている「過渡期の時代」といえるでしょう。
今後は「お見合いのお茶代を男性が支払う」というルール自体が変わっていく可能性もありますが、それにはもう少し時間がかかりそう……。
ご馳走する方もされる方も、お相手に誠意を伝えることが大切です。そして、今回ご紹介したように、そうした方法は工夫次第で実はたくさんあるのです。
結婚相談所での婚活の疑問や不安などがあれば、いつでもお寄せください!
これまでの経験をフル動員して、真摯にお答えします。
IBJから、
2025年度上半期の表彰を受けました。


